「日記のネタが無い時の逃げ道6」の作者さんによるサウンドノベルです。 内容としては、家では虐待、学校ではいじめ(精神的な暴力)を受けている小学生の女の子、可奈と、今まで虐げられてきた19歳の専門学生、明彦が公園で出会うわけです。 可奈の方は、父親が死んでしまったんですね。父親とは仲が良かったのですが、母親がどうも。 母親のその新たな恋人というのがほんとうにロクでもないクズなわけで。 母も娘に対しては辛辣だし、一番守っていかなきゃいけないモノがそれでどーするんだという。 一方の明彦は生きていて何をやってもダメだった。何をやっても失敗する。何物にもなれない。死にたいけど、死にたくない。 こんな世の中が、嫌になってしまった。好機が舞い降りたと「勘違い」していたら、それはひどい結果に。 こうした「社会からのドロップアウト」2名がが寄り添うようなハートウォーミングなストーリー・・・だとでも思ったか! 生きる目的が無い可奈は、何も期待をしていなかった。それが、ほんの少し「希望」を抱いてしまった。 明彦も、出会いにより少しは変われると思った。・・・が、それがまさかあんなことになってしまうなんて。 普段だったら割合そういうものでも割合ノリで紹介する俺なわけですが、今回はどうもその気分にはなれなかった。無理もないっすね。 フィクションならフィクションだと割りきって、エンターテイメントとして読めるけどさ。 これは、そうじゃないのよね。 人間は弱い。人間は脆い。そして欲望は醜い。 社会は人間を虐げ、虐げられた人間はさらに「敵」を作って虐げる。どんどんドツボにはまっていく。 そして、それは氷山の一角でしかないという。 あなたは「可奈」や「明彦」に会った時、彼ら、あるいは彼女みたいな態度を取ったことはありますか? 心のなかに「その人」はいませんか?
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