ためらいもなく君を殺す この手に刀あればこそ—— ライアーソフト最新作は、現代の渋谷を舞台にした「マルチビューノベル」。 現実の中に交錯する非現実なシチュエーション、謎と謎が絡み合うストーリーが「ワンラインシナリオ・マルチビュー」で展開。 渋谷の裏路地で起こる連続殺人事件。無残にも殺された死体に遭遇する主人公。それに突き刺さる1本の日本刀。事態はそこから始まった——。 ストーリー ——渋谷の裏路地。 ○○していた主人公は、そこで刺殺死体に遭遇する。地面に無造作に横たわる死体、そこに突き刺さる1本の日本刀。 憑かれたように、死体に突き刺さる刀に触れる主人公。その瞬間、主人公の手のひらに、刀の束が溶け込んでゆく。 瞬間的に、流れ込んでくる、その死体が死の間際に見た映像と、殺されるまでの感情の爆発。嘔吐しながら、主人公はその場から離れる。 ——翌日。ニュースが伝える、殺人事件。死体を見ておきながらも、どこか、その事件を他人事に受け流そうとする主人公。 しかし、その日から、主人公にフラッシュバックのように流れ込んでくる不分明な誰かの感情。すでにして、主人公はこの事件に巻き込まれていたのだった……。 キャラクター 榊原 美也(さかきばら みや) そこそこなランクの都内私立女子校生。自宅は井の頭線沿い。渋谷にはよく遊びに来る。 つれない面も見せるが、冷たいわけではない。どこか、○く感情を押し出すことを抑えている感じ。優しさや気遣いもちゃんとできる。 援助交際とまではいかないが、出会い系サイトなどを利用して、けっこうその場限りの恋愛とかもしている(ものは言いよう)。 大沢 香月(おおさわ かづき) 渋谷近辺でOLとして働きながら、指導員のボランティアもしている。主人公達が学生の頃から、指導員として顔なじみ。 少し危なっかしさも感じさせる世話焼きな性格。年上らしい暖かみ、柔らかさがあって、どこか放っておけないところもあると評判。 やや理念先行気味で、危機感に欠けている部分もある。その辺が、「ほっとけねぇ」という感情を生み、主人公達には好意的に働いている。 もちろん、そんな保護欲の通じないお馬鹿さん達には、いい標的になる。 門倉 綾(かどくら あや) 都内の学校に通っている。美也、梨香とは別の私立校。渋谷区松濤在住。 見た目は、温和でおとなしく、上品さもある態度。主人公がナンパしようと声をかけても、かけらもひっかからない。 しかし、夕方から夜にかけて、一人で街を歩いているところをよく目撃されている。 また、そのあたりから、香月からは、それとなく注意されている模様。 本多 梨香(ほんだ りか) 美也の学校の友人。割と親友に近いポジションでありながら、深く干渉しあわない現代っ子型。 学校の中ではそれほど接点はなかったが、渋谷で遊んでいるうちに仲良くなった。 明るく享楽的で、友人を突き放すようなことを言いながらも、けっこう面倒見がよい。 自分の幸せも、他人の幸せも、それなりに祝福できる、かげひなたのそれほどないタイプ。 品田 源吾(しなだ げんご) 主人公といつもつるんでいる親友ズ。 運送屋関連でバイトすることが多いフリーター。品のない笑い方が特徴。豪快と言うには底が浅い性格。 大型スクーターを所持していて、いいように足回り担当。口は比較的よく回るが、てんで押しが弱い。 考え方は中庸。女性の狙いは、大人の女を俺にメロメロにさせてやるぜ志向。 坂崎 隆之進(さかざき りゅうのしん) 主人公といつもつるんでいる親友ズ。 警備員のバイトで生計を立てるフリーター。そこそこ裏知識にも詳しい。いわゆるオタクだが、クールを気取っている。 無駄な知識量は多いので、主人公達と一緒にいると知性派になれるポジション。当人はあまり、恋愛には飢えていないらしい。 【主人公】 古村 匠(こむら たくみ) 学校を卒業してから、コンビニエンスストアでバイトをしながら暮らしている、渋谷近辺在住のフリーター。一人暮らし。 真面目で堅気な人生を送っているとは言えないが、悪いことまではできないチキンなタイプ。ワルぶっているが、根は善良(良くも悪くも)。 暇な時は源吾、隆之進と一緒に渋谷を中心にブラブラと遊んでいる。女性との付き合い方やセックスについては、現代的に軽い感覚。 出会い系サイトや、ナンパ、ちょっとした金銭授受のあるセックスなどについては、深いことを考えずに肯定している。 その上で、ちゃんとした精神的な結びつきのある恋愛を目指すこともできる精神構造。