何度でも繰り返す、愛しい姉との夏だけの逢瀬—— Silver Bullet がデビュー5周年の集大成として発表する最新作は、処女作 『雪影-setsuei-』 を思わせる3部構成の義姉ノスタルジックADV! 幼い頃に姉弟の契りを交わした主人公と従姉のヒロインは、夏休みになる度、共に時間を過ごす中で、互いに惹かれ合い、親密な関係を築いていく。 そして成長したふたりは自然と姉弟以上の関係となるが、その関係は人には明かせない、夏の間だけの儚いもの……。 背徳感と寂寥感の漂う関係を続けるふたりは、やがて誰にも憚ることのない幸せな未来を掴むことが出来るのか…… それとも、互いに別の道を歩むことになってしまうのだろうか……? ストーリー じっとりと水分を含む風と、共に運ばれる潮のかおり。 こだまするかのように、暑苦しく響き渡る、蝉の鳴き声。 海と山が程近い田舎町・宝来町に主人公・沢渡 葛は今年もやってきた。 幼い頃、両親と喧嘩したのをきっかけに、一枚の年賀状に書かれた住所をたどって訪れた町。 その夏出逢った、白く透けるような肌の少女は、 僕の……姉になった——。 少女の名は夏雪(なつき)。 叔父夫婦の娘だった夏雪は、葛を本当の弟のように可愛がってくれた。 しかし翌年、夏雪を悲劇が襲う。 両親である叔父夫婦が、不慮の事故で亡くなったのだ。 叔父の弟である葛の父親は、泣き崩れる夏雪を引き取ろうとする。 だが、夏雪はこの地に残ることを選んだ。 まだ年端も行かない夏雪を一人で住まわせることを、葛の両親や周囲は反対したが、夏雪は頑なに拒んだ。 結局、ご近所の厄介になることで夏雪はこの地に残ることになった。 それから、夏がくる度に葛は夏雪の元を訪れた。 二人で海に潜ったり、虫取りに行ったり、花火をしたり。 くり返される夏、想いはいつしか姉弟のそれを越えた、秘め事となる—。 年を経る毎に美しくなる姉。男になって行く弟。二人の間に育まれた絆と、恋心。 想いはいつしか、どちらからともなく重なりあって……。 むせ返るような夏の夜、姉と弟が繰り返す禁じられた行為。 それはまるで、雪のように美しく、淡く、儚く消え行く、ひと夏の夢—。